不祥事と株価の関係

昨年は様々な企業の不祥事が発覚して、なんとなく落ち着かない1年でした。とくに、食品会社の不祥事が目立ったところでしょうか。そんなとき、心配なのは株価の急下落。企業の不正行為発覚後は株価が急落する傾向にあるというのは、なんとなく株式投資をしていない人間でもわかるようなものです。

しかし、企業の不祥事と株価の関係にはアノマリー的なものが存在するようです。
企業の不祥事が発覚すると、不祥事の内容にもよりますがその後2ヶ月程度は下落を続けます。次の1ヶ月では株価が反発する傾向があることが明らかになったようです。株価反発後は再び軟調に推移するというパターンが多く見られるようです。

これらを踏まえて、投資という観点から見ると企業の不祥事はチャンスと捕らえる投資かもいます。
ちなみに、ねらい目は不祥事発覚から40日前後です。
というのはその時点から株価がリバウンドするケースが多く見られるからです。

不祥事によって株主価値を損ねた企業であっても、決して技術力や生産力が大きく低下したわけではありません。企業のイメージダウンや不買運動による収益性の低下が問題となります。

投資家は、企業の将来キャッシュフローを予測して投資意思決定を行うことからすると、株価回復め鍵となる情報には、健全化の方向性が含まれていることが第一条件となります。

つまり、役員の厳しい処分や綱紀粛正の意見表明、さらには再発防止の策定など、企業イメージを回復させるような情報が好意的に受け取られると思われます。

ご祝儀相場

神戸製鋼所の不祥事が発覚したのは1999年11月9日です。同社は1997年6月に行われた株主総会を円滑に進めるため、総務担当者が総会屋へ3,OOO万円を提供していました。

その結果、株価が82円だったものが、60円台後半から70円台前半まで下落。

2000年の1月中旬から2月の始めにかけて一時的に株価が上昇しましたが、この時期に不祥事に関して目立ったGoodNewsは発信されていませんでした。マーケットも上昇のトレンドを示しているわけでもないのです。

なぜ一時的に株価上昇になったかというと、同社ラグビー部が社会人ラグビーの試合で順調に勝ち進んでおり、ご祝儀相場であったと考えられています。その証拠に、その後再び株価が下落したのです。

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